海外生活のあれこれ~マツコのフランス駐在日記~

旦那の仕事の都合でフランスに来て1年、海外赴任中のあれこれを書き留めていきます。

フランスのバカンス事情。休暇がほんとに多いのに成り立ってる不思議

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ゴールデンウィーク休暇が終わり、久しぶりにパソコンに向かっています。GW前半は2泊3日でドイツ旅行へ行き、後半はおうちでゆっくり過ごしました。

このゴールデンウィーク中にあらためて思ったのは、フランスは本当に休暇(バカンス)が多いことです。

フランスに来るまでは半信半疑でしたが、フランス人は本当によく休む!

ほんとにうらやましい風習だと思います。

 

フランス人の休暇(バカンス)の取り方をざっくり説明

1年を通しての、フランス人の休み方をざっくり説明すると、

  • 一番有名な夏のバカンス!7~8月のどこかで3~4週間連休を取る。

     ↓

  • クリスマス前後、祝日とからめて2~3日連休を取る。

     ↓

  • お正月は会社がしまってる分だけ休む。(12/30~1/1くらい?)有給は取らず、2日から働く。

     ↓

  • 2月後半から3月前半に1~2週間休む。スキー休暇と呼ばれるほど、みんなスキーに行く。これがいわゆる冬休み。

     ↓

  • 4月後半から5月前半、イースター休暇。イースターの祝日やメーデーとからめて1~2週間休む。

 

というような感じです。

日本で言う、金曜または月曜に有給とって連休にする、というレベルではなく、1~2週間どーんっと休みます。

フランス人の有給は、年間で30日くらいと聞いたことがあるのですが、今、文章にしながら「あれ?これ合計したら30日超えてない?」という疑問を抱きました。が、細かいことは気にしない、どこかで帳尻を合わせているのでしょう。

もちろん上記の休みの取り方は、業種や会社や役職によっても差はあるでしょうから、一概には言えません。あくまで夫の会社のフランス人を参考にしています。

 

ただ、飲食店すら、稼ぎ時のはずのバカンス時期に、一緒にバカンスを取っちゃう不思議。この間も、家の近くの日本食レストランに行こうと思ったら、1週間お休みの貼り紙がしてありました。稼ぎ時じゃないのかなと思ってしまうのは、日本人的な考え方なのでしょうか。(もちろん、観光地近辺なら通常営業のところが多いですのでご安心を。)

 

フランスは祝日が少ない、しかも振替休日にならない!

夫がフランスに来た当初、フランス人の同僚と休暇についての話になった際に「日本にはゴールデンウィークやシルバーウィークといった、祝日が続き、連休が取れる休暇がある」という話をすると、フランス人は大変うらやましがったそうです。

 

それもそのはず、フランスは年間約10日ほどの祝日しかありません。

しかも、土日と被っても月曜が振替休日になりません。

だから、実質お休みとしてはもっと少なく感じるはず。日本の祝日は倍ありますし、振替にもなりますものね。

 

いやいや、でもそれにしたって、その分有給でバカンスとってるやん!と突っ込みたくなりますが、「祝日で休める」のと「有給で休む」のとでは、違うんですって。休みに対しては貪欲なフランス人がおもしろいなぁと思いました。

 

日本とフランスの考え方の違いが、結果に表れてて面白い。

president.jp

参考:在日フランス大使館HP フランスの祝祭日 - La France au Japon 

 

海外赴任中の日本人の休み方(我が家の場合)

さて、そんなお休み至上主義の国の海外赴任者は、どのように休みを取るかというお話です。

海外赴任者は、赴任先のフランスの会社の規則に準ずるか、出向元の日本の会社に準ずるかで、休みの取り方は多少変わってきます。

夫の会社はフランスに準ずる形でお休みを取ることができます。

ルール上は。

あくまでルール上です。

 

実際、フランス人が有給100%取得しているからって、日本人赴任者まで100%取得している人は少ないのではないでしょうか。

日本人赴任者は、日本とのやり取りが少なからず業務としてありますからね。

 

そんな我々のフランスに来てからの有給の取り方というと、フランス人の6~7割休暇を取るイメージです。

夏は1週間と2週間に分けてお休みを取る、フランス人が1~2週間休暇を取る時は、2~3連休を分けて取るなど。6~7割でも、日本で働いていた時より、すごく休めてる気がします!

 

日本・フランスそれぞれの祝日日数も加味すれば、トータル休日数は日本で働いていた時より少し多いくらいだと思うのですが、すごく多く休めているように感じます。(実際去年1年のお休みは135日くらい?)

2~3日や1週間の有給ならば比較的簡単に調整し取得できるだけで、夫は気持ち的に楽に感じているようです。働き方改革って大事だなぁと夫の姿を見て実感しました。

 

 

みんなで休めば怖くない?フランス型休暇制度

怖い・怖くないの問題ではないですが、日本の会社で働く上で、連休を取るのはなかなか覚悟がいる行為のように思います。

これまで私が働いてきた会社の価値観ではありますが、有給で1週間お休みをもらったのは新婚旅行くらいでした。それくらいの用件じゃないと休み希望は言えなかったです。祝祭日とズラすだけで安く旅行が出来るから、休みたいという気持ちはめちゃくちゃありましたが。。

 

結局は全体意識の問題なのでしょう。足並みが揃わないと休めないのは確かです。会社内だけでなく、顧客や利用者も含めて。

フランスは7・8月はみんな時期をずらして4週間休むので、タイミングがズレれば、2ヶ月会わない同僚がいる状況です。でもそれが当然、仕事にならないのも仕方ないという雰囲気。正直、生産性やサービス的にどうなのって思いますが、それでもうらやましさはありますね。

 

最後に

日本もフランス並みの休暇制度を!とまでは思いませんが、日本でも有給が取りやすい会社が増えると良いなぁとは思います。

帰国してから働く会社はそんな会社だったらいいなぁと、贅沢な夢を見るマツコでした。

 

 こんな休日が至福。

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マツコ